睡眠時無呼吸症候群の検査は、簡易検査と精密検査(睡眠ポリソムノグラフィー検査)がある。

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睡眠時無呼吸症候群の検査はどこで受ける?

睡眠時無呼吸の専門外来


睡眠時無呼吸症候群の診察は、睡眠時無呼吸の専門外来があるクリニックで受診することをお勧め致します。


睡眠専門の病院もありますし、総合病院では耳鼻咽喉の中に睡眠外来が併設されていることもあります。

なので、まずはお近くの病院をネットで探してみるのが、良いと思います。

 

病院検索


私の場合は、自宅近くで「地名+睡眠時無呼吸検査」と検索して、評判がよさそうな病院を探しました。


結果、比較的近所の総合病院内に睡眠外来なる専門科があることがわかり、そこで診療してもらうことにしました。

睡眠時無呼吸症候群の診察

いびきや睡眠に関する診察

 

実際の診察では、問診票といびきや睡眠に関する気になる症状などを話し、担当の先生の診察を受けます。


もともと鼻炎の症状があったため、細いファイバースコープで鼻の気道やのどの気道も見てもらいましたが、特に気道の大きさは問題ないとのことでした。
ファイバースコープ


そして、睡眠中に呼吸が止まっていた家族の証言や日中の眠気を先生に相談したところ、睡眠時無呼吸症候群を判断する上で、以下の2つの検査があることを説明してくれました。


睡眠時無呼吸症候群の検査の種類

簡易検査〜パルスオキシメーター


手の指にパルスオキシメーターという簡易型のセンサーを取り付け、睡眠中の酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を計測する方法です。


パルスオキシメーター
画像引用:https://goo.gl/2enbNo


パルスオキシメーターでの検査では、睡眠時の酸素飽和度(SpO2)を記録して、酸素飽和度が低下する回数や時間を測定します。

主に、睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べるスクリーニング検査です。


写真からもわかるゆに脈拍と指の血流を計るだけなので、自宅で普段通りの生活の中で実施出来るので、比較的リラックスした状態で受けるメリットがあります。


しかし、睡眠の深さなどの詳細な状態についてはわかりません。この検査の結果で、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合には、精密検査を行う必要があります。

〜新型コロナウイルスに関するパルスオキシメーターの使用について〜


新型コロナウイルスの長引き影響により、自分で血中の酸素飽和度を測定するためパルスオキシメーターを利用する方が増えているようです。


しかし、一般に売られている商品は家庭用であり、睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べるような医療用のパルスオキシメーターではありません。


また、パルスオキシメーターでは、新型コロナウイルス感染判断はできないことを理解しておきましょう。

 

精密検査〜ポリソムノグラフィー

こちらは、病院に1泊して実施する精密検査です。


一般的には終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査(Polysomnography PSG)と呼ばれているものです。


※詳しい内容は、終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査とは?を参考にして下さい。

 

全身センサー

 

終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査では、眠りの深さや睡眠の質など「睡眠状態」睡眠中の「呼吸状態」を多方面から睡眠状態を測ります。


従って、全身に電極やセンサーをつけて検査するとのこと。


睡眠中の詳しいデータを取るためには睡眠ポリソムノグラフィー検査が必要

睡眠ポリソムノグラフィー検査


先生の意見では、睡眠状態に関する詳しいデータを取るためには、精密検査である睡眠ポリソムノグラフィー検査が必要だとのこと。


ちなみに私の場合、家族の証言や自覚症状などから判断し、睡眠時無呼吸症候群であるリスクが高いので、初めから精密検査の実施を勧められました。


実際に、パルスオキシメーターを使った簡易検査で、睡眠時無呼吸症候群の可能性ありと判断されるケースも多いそうです。


睡眠時無呼吸症候群の疑いありとの検査結果になると、さらに詳しく調べるため、結局のところ精密検査を実施する必要になるという説明でした。


睡眠時無呼吸検査比較


精密検査〜ポリソムノグラフィーでの検査は、約30,000円と金額も高いので少し迷いました。


ただ、二度手間になってはお金も時間ももったいないので、やはり精密検査である睡眠ポリソムノグラフィー検査の実施をお願いすることにしました。

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