睡眠時無呼吸症候群の検査〜エプワース眠気尺度
エプワース眠気尺度とは様々な睡眠障害などを診断する際に利用される「自分で行う眠気の検査」のことです。
正式には『Epworth sleepiness scale』といい日中の眠気の自己評価を意味します。
もちろん睡眠時無呼吸症候群においても有効です。
選択式で8つの質問に答えて、各項目の点数を合計するだけ!手間いらずで簡単です。
なので、どなたでも睡眠時無呼吸症候群を自己診断するのに役立つのではないかと思います。
8つの質問に対する合計点が11点以上の場合には睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されます。
またそれ以下の点数でも、
・慢性的ないびきをかく人
・睡眠時に呼吸が止まる人
・日中頻繁に眠気を感じる人
も睡眠時無呼吸症候群の疑い持たれる場合もありますが、一応の目安になると思います。
ちなみに合計点が5点未満の場合は、睡眠時無呼吸症候群を含め睡眠障害の可能性が低いようです。
エプワース眠気尺度表を実際にテストしてみる
では、早速あなたの眠気の程度を測定するため自己診断を行いたいと思います。
最近の生活の中でどのような状態になるか最も近いと思われる項目にチェックし、合計点数を計算してみてください。
(※各質問項目を選択した後、最後に「合計点数を計算」をクリックすると点数が表示されます。)
(質問の設定)
以下の「どんなときに眠ってしまいますか?」
(各質問項目の点数)
0点=眠ってしまうことはない
1点=時に眠ってしまう
2点=しばしば眠ってしまう
3点=大体いつも眠ってしまう
(※各質問項目を選択した後、最後に「合計点数を計算」をクリックすると点数が表示されます。)
さてさて、検査の結果はいかがでしたか?
前述のように11点以上の方は、睡眠時無呼吸症候群可能性ありなので専門医にご相談するのが良いかもしれません。
なお、このテストは方法が簡単であるため眠気の状態を実際よりも軽く判断してしまいがちです。
出来れば、客観的にご自分の眠気を評価できるご家族の方などに協力してもらい検査するほうが、正確な診断結果が得られると思います。