睡眠時無呼吸症の治療〜口蓋垂(こうがいすい)いわゆる喉ち○こ
睡眠時無呼吸症の治療の中で、扁桃の口蓋垂(こうがいすい)いわゆる喉ち○こを切除して、気道を広げ確保する手術があります。
通常はレーザーなどを使用して咽頭部を焼いて切除するので、しばらく激しい痛みが続くそうです。
ただ、以前よりいびきの緩和目的にて施術されていたようですが、効果には個人差があり、無呼吸症候群に対する治療効果を疑問視する医者も多いようです。
痛い割に効果が薄いとなると、結構つらいですよね。
治療費も保険適用で約30,000円〜とそれなりにかかります。
(Beforeイメージ)
(Afterイメージ)
周辺組織まで切り取ってしまう「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術」
その他に、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術というものがあります。(読み方難しいですね。)
これは、口蓋垂(こうがいすい)だけでなく、周辺の軟口蓋(なんこうがい)口蓋扁桃(こうがいへんとう)なども切除してしまう施術です。
金額も200,000円以上掛かりますし、全身麻酔を施して実施する大掛かりな手術のため、約10日間程度の入院が必要になってくるそうです。
手術の結果として半数以上の方は、いびきも睡眠時無呼吸も改善するといわれます。
ただ、傷が治るまで激しい痛みがあったり、術後に水を飲み込むと鼻から逆流しやすくなることがありうるそうです。
また、肥満体型の方は効果が出にくいなどの報告もあります。
従い、口蓋垂(こうがいすい)の切除手術をするしないは、素人が勝手に鵜呑みにしないほうが良いようです。
ご自分の症状や体型など含めて専門家の意見を聞いたり、セカンドオピニオンなども利用して判断することをお勧めします。