睡眠時無呼吸症の対策7〜口呼吸を防止する方法!口テープを張る
口呼吸が睡眠時無呼吸症の原因?のどが乾燥して免疫力も低下するにも記載しましたが、口呼吸は百害あって一利なしの習慣です。
口呼吸の習慣は、睡眠時無呼吸症を悪化させるだけです。
口呼吸はまた、喉の渇き、口内環境の悪化、口臭や歯周病の原因ともなります。
結局、睡眠時無呼吸症候群が問題になるのは寝ている間に気道が塞がり、空気が上手く吸えなくなるために無呼吸や低呼吸を起こすことが原因になります。
それもこれも元をただせば、人体の構造上からも呼吸に適している鼻呼吸ではなく、口を使って呼吸することから問題が発生しているとも言えます。
つまり、口呼吸が解消されて、鼻呼吸がきちんとできれば無呼吸症も改善されるはずです!
通販で買った口テープは粘着力と費用がネックに
そこで、口呼吸を防止するために私が現在、実施している簡単な方法を紹介します。
ずばり、睡眠時に口にテープを張って寝る事です。
口をテープでとめて開かなくさせることで、睡眠時無呼吸やいびきの原因である口呼吸を物理的に出来なくさせるという極めてシンプルな方法です。
サイト内の、睡眠時無呼吸症の対策4〜市販のグッズやサプリを購入して試すの中でも紹介しましたが、通販サイトで睡眠中口にシールを張るタイプのグッズを何種類か購入して試しました。
最初は途中で目覚めては外してしまったり、起きた時に自然と外れていたりすることが多かったので自然に辞めてしまいました。
良く考えると結局、商品の粘着力の有無とコストの問題がネックでした。
確かに、アマゾンなど通販サイトなどで販売している口テープは形状も良くできていますが、粘着力が弱く、気が付くとはがれているケースが多く、意味がない感じでした。
また、毎日毎日365日使うものなので高額な商品では費用がばかになりません。
市販の口テープは何十枚かセットで販売されており、1枚あたりに換算すると20円〜30円ぐらいします。
仮に1枚30円で計算すると、
365日×30円=10,950円ものコストが年間で掛かるわけです!
これってなかなかの出費ですよね。
口呼吸を防止するための簡単な方法は医療用テープ(サージカルテープ)!
そこで、お金を極力掛けずにいろいろ試した結果、たどり着いたのが医療用テープ(サージカルテープ)です。
医療現場で包帯をとめたり、シップをとめたりするために使われるようなテープです。
薄くて肌によくなじむやわらかい素材で出来ています。
医療用なので、口周辺に張っても普通はかぶれたりすることがありません。
また、横方向には簡単に切れますが、縦方向にはなかなか切れない優れものです。
最初は、通常の医療用テープ幅12mmでトライしました。
やはり、朝目が覚めると外してしまっていたり、いつの間にか取れて、布団や枕について日も多くありました。
医療用テープ不織布幅広タイプで再度トライ!
そこで、今度は同じ医療用テープでも「不織布」という素材で再度挑戦しました。
不織布タイプのテープは粘着力が通常のテープより増して強力です。
商品説明をみると、使用部位がムレにくく、発汗などの濡れにも強い素材と説明されてるようです。
ということで、今度は医療用テープ不織布幅広タイプ(25mm)で再度寝てみることに!
するとどうでしょう!
粘着力が高いので、しっかり朝までついてます!
(お酒飲んで酔っ払ったときには外しちゃってますが・・^^;)
朝起きた時に、口のいやな渇きもありません。
口テープを実施する前に比べて、目覚めもスッキリして、頭痛もなく日中の眠気もさほどありません。
張り方によっては、多少口から空気は漏れていますが、これなら有効に使えそうだと確信しました。
気になる医療用不織布テープのお値段は?
【実際の幅25mm医療用不織布テープ】
気になる値段ですが、不織布テープ「25mm×9m」が300円ぐらいで購入できます。
また、日本全国どこの薬局でも置いてあるもので良いと思います。
目安として、一回一晩で使用するテープの長さを約3cm(口に対して直角に縦に張る)とした場合、9m=900cmなので
900cm÷3cm=300回
つまり、テープ1個で約300日分、1日1円で使えるわけです!
先程紹介した通販なので販売している口テープに比べると20〜30分の1の費用ですみますね!
これで無呼吸症候群を改善することができれば、超激安でオトクな方法ではないでしょうか?
日頃から鼻呼吸を意識できることが大きなメリット
口テープも、根本的な解決というよりは無呼吸を改善する対処法ではあります。
しかし、口を閉じて寝ることの大切さを知ることによって、日常においても鼻呼吸を意識できるようになったことは、私にとって大きなメリットでした。
CPAP治療などに比べたらはるかに安上がりですし、口呼吸によるいびきで悩まれている方へ、おススメできる一番お手軽な改善方法だと思います!
ちなみに、皮膚の弱い方は長い間張り続けると被れる場合もあると思いますのでその辺りは個人個人調整されて欲しいと思います。
小さなお子さんなどは幅12mmでもOKですし、細い幅12mmテープを2本張って工夫している人もいらしゃるようです。
もしかしたら、毎日使い捨てではなく再利用しているつわものもいらっしゃるかもしれませんね(^^)