睡眠時無呼吸症のノンレム睡眠レム睡眠のステージ別特徴です。

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睡眠時無呼吸症のノンレム睡眠レム睡眠の特徴

その他にも、検査結果には睡眠ステージ、覚醒反応、酸素飽和度、いびきの回数、ノンレム睡眠、レム睡眠、呼吸解析、覚醒反応解析などの結果が表示されていました。

 

その中で睡眠中のノンレム睡眠、レム睡眠のグラフが以下になります。ご存じの方も多いかもしれませんが、睡眠にはノンレム睡眠、レム睡眠の2種類があります。


人は一晩の睡眠中にノンレム睡眠とレム睡眠を約90分間隔で交互に繰り返しています。


レム睡眠とノンレム睡眠

深い眠り「ノンレム睡眠」と浅い眠り「レム睡眠」


ノンレム睡眠は、筋肉は緊張しているまま、脳はぐっすりと休んでいる状態です。

脳も神経も活動が抑えられており深く安らかな眠りとなります。

 


ノンレム睡眠は眠りの深さの違いによってStage1〜Stage4まで4段階があり、睡眠時間全体の約70〜80%を占める睡眠です。


ノンレム睡眠により脳が完全に休息状態となるだけでなく、体の疲労回復にも大変重要です。


Stage3-4段階では一日に必要な量の成長ホルモンが分泌されます。この間に筋肉や骨の成長や維持、胃腸や肌の修復など体に必要なメンテナンスを促します。


従って、ノンレム睡眠なしでは人は全身の機能を十分回復させることができません


睡眠のリズム
画像引用:https://goo.gl/JNiXFb


一方、レム睡眠中はカラダの筋肉が緩められほぐれているのに、脳はしっかりと働いている状態が特徴です。
また、脳内で記憶形成に重要な働きをもつ海馬も活性化しています。


このように脳が活動しているために睡眠中でも眼球が素早く動いている状態になります。


この眼球の急速な動きから「急速眼球運動」(REM:Rapid Eye Movement)レム睡眠と呼ばれています。
ちなみにこのレム睡眠状態時に夢を見ることが多いと言われています。


ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクル

睡眠の深さを表す段階はノンレム睡眠の4段階とレム睡眠の合計5段階です。


私たちが眠りにつくと最初の30分くらいで最も深いノンレム睡眠(深睡眠)に到達します。


睡眠の前半の2〜3時間は深いノンレム睡眠が多く出現することで、脳に溜まった疲労や体の修復や免疫力を回復させるための非常に重要な睡眠時間です。


また、成長ホルモンが多量に分泌されるのもこのノンレム睡眠時です。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクル
画像引用:https://goo.gl/3oLKr5

 

ノンレム睡眠の開始からレム睡眠の終了までをひとまとめして睡眠周期と呼びます。


この時間は平均約90分で1つの周期一晩に4〜5回繰りかえされますが、個人差があります。


中でもノンレム睡眠のStage3とStage4が深い睡眠となり、深睡眠の時間をしっかり確保することで「ぐっすり眠れた」という感覚を得ることが出来るわけです。


その後、眠りは少しずつ浅くなりノンレム睡眠のStage2やStage1とレム睡眠とを繰り返し、睡眠後半となる朝方では少しずつレム睡眠の時間が長くなっていきやがて目覚めます。

睡眠時無呼吸症のノンレム睡眠レム睡眠のサイクル

これに対して、睡眠時無呼吸症候群の人は、ノンレム睡眠内の深睡眠であるStage3およびStage4の段階に上気道が閉塞することにより無呼吸状態になります。


睡眠時無呼吸症のいびき


そのため、ノンレム睡眠Stage3や4の状態になると、呼吸がしばらく停止た後に息苦しさのために「ぐはっ!」というような急激な口呼吸をすることになります。


睡眠中に何度も無呼吸や低酸素血症を繰り返すことで、脳も目覚めてしまい、睡眠状態もノンレム睡眠のStage1やStage2段階の浅い眠りへ変わってしまうわけです。



睡眠時無呼吸症のノンレム睡眠レム睡眠のサイクル
画像引用:https://goo.gl/3oLKr5


このように睡眠時無呼吸症候群ではノンレム睡眠Stage3や4が極端に減少し、Stage1やStage2や覚醒反応が増加することになります。


睡眠中はリラックスできるはずなのに副交感神経よりも交感神経のほうが優位となる悪循環です。


もちろん、定期的に繰りかえされる睡眠周期も乱れて不規則になります。

また、レム睡眠も減少し、ほとんどありません。


日中に強い眠気に襲われる


このように睡眠の質が低下することで、「深くぐっすり眠れた」という感覚を得ることが出来ずに日中に強い眠気に襲われることになるのです。

私のノンレム睡眠とレム睡眠の状態は!?

以下の図は、病院での検査時の睡眠時無呼吸症候群検査結果レポートをグラフにしたものです。

 

私のノンレム睡眠とレム睡眠の状態
一般健常者のノンレム睡眠とレム睡眠の状態

 

比較してみると、まずレム睡眠の割合が一般健常者を例に挙げると半分以下しかありません。加齢を考えてもやはり割合が少ないです。


ノンレム睡眠においては、浅い眠り状態であるStage1が多いようです。


また、より深い睡眠を示すノンレム睡眠のStage3は比較的多い割合ですが、最も深いStage4が0.3%しかありませんでした


一般健常者の場合は10%ほどあるようなので、1/30程度しかありません。


つまり、一番深い眠りが睡眠時無呼吸症のために圧倒的不足していることになります。


では私のように、睡眠時無呼吸症候群と診断された人は実際どのような治療法があるのでしょうか?

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