睡眠ポリソムノグラフィー検査の費用は約3万円。病院の宿泊費が約1万円と合計約4万円と高額。

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睡眠時無呼吸症候群検査の感想および費用

睡眠ポリソムノグラフィー検査は想像以上に大変でした
<センサー類を装着するイメージ>

 

睡眠時無呼吸症候群検査は、自分が思っていた以上に頭も体も窮屈でした。


脳波を取るために頭にワックスのようなものを塗り、電極を付けます。


そして、睡眠中にずれるといけないので頭にネットをかぶらないといけません。

これが、かなりきついです。


また、睡眠時の詳細なデータをパソコンに送らなくてはいけないので、センサーに取りつけられた全てのコードや配線類が中継端末を通してパソコンに接続されています。

 

病室

 

しかも、セットアップが完了した後は、あまり動けません。
移動するためにはパソコンケーブルを外して、中継端末を持ち歩かなければならないのでかなり不自由です


もちろん本なども読めますが、直ぐに就寝の時間が来てしまって退屈でした。

 

また、トイレなど利用したあとはその都度看護師さんに頼んで、再度接続しなければなりませんでした。


頭のネットがきつかったと体中に装着されたセンサーの違和感で、なかなか寝ることができませんでした。


睡眠時無呼吸症の疑いありなのになかなか寝れない!

睡眠薬

 

検査前に、看護婦さんが「眠れないと検査できないから睡眠薬を飲んでも大丈夫ですよ。お持ちしますか?」と言ってくれました。


ただ、普段から睡眠薬を飲んで寝ていませんし、そもそも私は薬が嫌いなので、「いや、薬はいりません。結構です。」と丁重にお断りしました。


結果的にはなかなか眠れず、苦労しました。

検査を勧めた先生は、「無呼吸症の方は、いつも眠くてしょうがないから、眠れないなんて心配しなくても大丈夫!」と言っていましたが、私にとっては全然違いました。

 

ナースコール

 

うとうととしては目を覚まし、中継端末をもってトイレに行って、終わったたらナースコールをしてセットケーブルをセット直して頂く、という作業の繰り返し!


ナースコールも何度も悪いので、早く寝なきゃ思えば思うほど、なかなか寝れませんでした。


「やっぱり、睡眠薬もらえばよかったなぁ」などと後悔しながら、なんとか夜中の1時ごろには寝れたようでした。そして、翌朝6時に検査終了を迎え、看護婦さんに起こされました。


睡眠ポリソムノグラフィー検査は、これで終了です。

シャワーを浴びて、その日はそのまま帰りました。


あとは後日、睡眠ポリソムノグラフィー検査の結果を聞きに先生の診察を受けに行くという流れです。

検査に掛かった費用は高い?安い?

検査費用請求書

 

今回の睡眠ポリソムノグラフィー検査費用は、約29,000円(税込)掛かりました。


その他、病院の宿泊費用が約10,000円(税込)ですので、トータル約39,000円(税込)となりました。


睡眠時無呼吸症の診断を正確に受けるための値段とは言え、雑感としては金額的にも少々高いし、検査内容もハードル高いかなという印象です。


【睡眠ポリソムノグラフィーの主な検査項目】

・口と鼻の気流(空気の流れ)

・血中酸素飽和度(SpO2)

・胸部・腹部の換気運動

・筋電図

・眼電図

・脳波

・心電図

・いびきの音

・睡眠時の姿勢 など


この金額が、高いか安いかの判断は個人差がありますので、あくまでも私の判断とさせて頂きます。

【健康保険3割負担の検査費用の一例】


簡易検査 パルスオキシメーター

費用:3,000円


精密検査 終夜睡眠ポリグラフ検査

費用:10,440円


(検査費用に加え、入院費その他諸経費がかかります)


※ただし、医療機関によって金額や検査項目の違いもあるかと思います。

実際に検査を受けられる場合は、詳細ご確認願います。
在宅で終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査を受けることができる

 

私がこの終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査を受けた際は、病院で一泊して検査するしか方法がありませんでした。

 

しかし、時間の制約が大きいために忙しい方が受けられないなどの問題も生じていました。

 

現在では、在宅で終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査を受けることができるサービスを提供している病院も増えてきているようです。

 

検査機器が自宅へ郵送されるので、時間的にも融通が利きますし、費用的にも入院での検査に比べて自己負担が少なく実施することができるというメリットがあります。

 

詳しくは、「在宅で終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG検査)が受けられる」を参照してみてください。

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